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サラリーマンを経て、家業の料亭を継いで奮闘中の毎日です。以前はあまり興味の無かった茶道もいつの間にやらハマってしまって、最近はお茶を点てている時がいちばん落ち着くようになりました。そんな経験を活かし、お茶に興味がある方や全く経験が無い方にも茶道の楽しさを伝えられたらいいなあと思い、その方法を模索中です。

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2009年7月23日 (木)

美ささ苑のはじまりについて その4

~ 前回よりつづいて

獨楽庵復元から一年ほど経ったとき
いっそのこと懐石料理も始めようという話が浮上。
それまでは茶会の点心などその都度仕出し屋からとっていました。

おもてなしが好きだった先代は早くから料亭を経営する夢もあり
お茶をベースにしながらもっと気軽に茶を楽しみ、お料理を楽しめる
そんな場所がほしいとの思いが強かったようです。

こうして隣接する旧工場跡地にいろいろと設計図を描き、客の流れや
サービスの動線を考え、藤井さんに建築を依頼したのです。
そこには貸茶席が必要だというので四畳半台目と十畳半の茶室もつくりました。

一般の料亭では「仲居」というところを、美ささ苑では「半東」と呼びならわし、
その心得にも茶の湯がベースになっていることを明記しました。
庭と座敷、軸と花、料理と器、挨拶、給仕、立ち居振る舞い、
それら全てが美的にコーディネートされていること、
そしてお客様との出会いは、一期一会であり、日々のおもてなしに
茶の心を反映させること、客のこころになってもてなすこと、これが基本方針でした。

美ささ苑の新築部分はこんな様子です。

獨楽庵と寄付三畳の間を流れ沿いに行くと、
そこには美しい天平瓦をデザインした石庭になっていて、
その片側にモダンな四角の蹲石と四畳半台目の席、
もう一方に橋杭の木組み象った蹲があり、
透かし彫りのある風流な濡れ縁があって、十畳半の広間につながっています。

藤井喜三郎氏の苦心の作で、
利休好みのにじり口のある小間と秀吉好みの開放的な広間との取り合わせです。

こうして獨楽庵復元から遅れること2年半、
昭和59年10月、ようやく懐石料亭「美ささ苑」が誕生いたしました。

このような思いを込めてはじめた料亭です。
その後、世の中は時代と共にいろいろと変ってきましたが、
美ささ苑では当初の考えのままお客様をお迎えしております。
もし、興味があればお越しの際に気軽にお尋ね下さい。
喜んでご説明、ご案内させていただきます。

次回からは、料亭、お茶の楽しみ方などをお伝えしていく予定です。
 

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